国語塾思鋭館 東京都で再開します!
2009年2月から始めた国語塾思鋭館、
私代表出雲の家庭の事情により2018年に閉校させて頂きました。
しかし、この度2020年3月に娘が一橋大学商学部に合格し、
その娘と共に国語塾思鋭館を再開することとなりました。
この数ヶ月(2020年2月~)で世の中が大きく変わりました。
世相、世論、マスコミなどの論調を聞いていると
国語力の足りないただの感情論が大半を占め
冷静な判断を失っている様子を目にすることが増えました。
データと状況を冷静に読み解き、
論理的に伝わりやすい文脈で発言している方は、ほとんど見受けられません。
また、娘を指導していて感じたことは、
日本の文系大学最高峰の一橋に合格する学力をもった生徒でさえ、
例えば国語をテクニックで解き、
文章の本質を理解していないという事実を目の当たりにし、
現在の国語教育にもまた嘆きを感じざるを得ませんでした。
私が娘に指導したのは、一橋大学商学部の国語の過去問添削を夏から計7回、
その他、センター、早稲田、明治などで5回ほど、合計で12回ほどでした。
これはなぜなら他の科目全てが国語より優先すべき状態だったからです。
一橋を意識し始めた高2の学園祭、
実際に受験勉強と呼べる状態になったのが、
一生懸命活動していた吹奏楽部を卒部した高2の3月下旬からです。
その常に勉強が足りない追いつかない状態で
まだ偏差値的に他の科目より上の国語に廻せる時間は限られていました。
その状態で文章の本質を語り理解させる時間はほとんどなく、
最低限のテクニックだけが出来るようになったのは
一橋過去問添削の7回目、それも受験本番前日の夕方だったのです。
しかしここで私にも大きな気づきがありました。
実はそのテクニックこそが記述問題を答えるための本質であり、
その本質が分かっている指導者が指導すれば、
国語読解の実力を上げるのに
それほどの時間がかからないということです。
再開時期は、6月を予定しています。
小中高校生対象、12回コースで3つの指導の柱
思鋭館 代表 出雲哲也