昨日は、公立中高一貫校受験生の作文体験をお届けしましたが、本日は速読体験の模様をお伝えします。
まず、初速を測ります。
読んだ本は、「ちび像ランディと星になった少年」
1分間でどれだけ読めるか?
結果は、7行でした。
一行平均約35文字として、分速245文字。
小学6年生が年齢相応の本を読むと、平均で分速400~500字です。
分速245文字ということは、平均の半分です。
かなり遅い方ですね。
これだとテストの問題文を読んでいたら、答えを解く時間がなくなるでしょう。
さて、ここから速読をマスターするためのトレーニングを行いました。
平均の半分ということで、いつもより念入りに1セット3分間のトレーニングを6セット行いました。
合計18分のトレーニング後、読む速さがどうなったか?
結果は、23行でした。
続きを読んだので、文字数の少ない行があったことを勘案して、
23×30=690文字となりました。
しかも、読んだ内容が初速時より、しっかりと頭に入っていました。
18分間のトレーニングで何をするのかというと、
「一字一句見て読む」読み方を「見て読む」読み方へとパラダイムシフトを起こします。
分速245文字が690文字になっただけでも、小学6年生のこれからの長~い人生を考えるとその価値は計り知れません。